【SW2.5でFGOプレイログ】屍人蠢動廃墟マラト・アヌマン【完結】

キルケーのキャラクターシートアルジュナのキャラクターシートマルタのキャラクターシート

このプレイログは…

Fate/Grand Order(FGO)をソード・ワールド2.5でやってみたやつです。

自作の特殊ルールでサーヴァントを作成しています。

★ ★ ★ ★ ★

人理継続保障機関カルデア

 …通称「カルデア」。
科学と魔術の区別なく人材が集まり、
人類の存続を保障する組織。

  過去の世界に発生する、
正しい人類史を脅かす「特異点」を修正するため、
「マスター」と「サーヴァント」を
特異点に送り込んでいる。

マスター

 …サーヴァントを従え、彼らに魔力を供給する魔術師。
脆弱な存在だが、魔力供給や魔力リソース「令呪」による
支援等、サーヴァントにとって重要な存在。

サーヴァント(プレイヤーキャラクター)

 …英霊とも。世界の守護者。
世界の記憶、「座」に記録された過去の英雄が
召喚されたもの。
マスターと共に特異点解決に動くトラブルシューター。

  本来はすごく強いのだが、カルデアの英霊召喚は不完全で、
マスターも優秀な魔術師ではないため、
大幅に弱体化している。
(レベル1で召喚される)

★ ★ ★ ★ ★

GM では、カルデアのへっぽこ召喚式によって顕界した
英霊たちは、へっぽこ魔術師、藤丸立香をマスターとして、
特異点修復…人理を護るミッションエージェントとなったのであった。

 君たちの前には、マスターの藤丸と、完璧なプロポーションを誇る女性がいる。

藤丸 「…というわけでみんなのマスターです。よろしく」

ダ・ヴィンチ 「私はダ・ヴィンチちゃん。みんなをサポートする天才だよ」

GM まずはPC…サーヴァントたちの自己紹介から入りましょう。

★キルケー
(クラス:キャスター 技能:ソーサラー2、レンジャー1、セージ1)

キルケー 「キルケーだよ。キュケオーンを食えよ」

GM アイエ! 狂人!!

ダ・ヴィンチ 「キュケオーンというのは簡単に言うとお粥のことだね」

藤丸 「よろしく、キュケオーン! いや、キルケー!」

★アルジュナ
(クラス:アーチャー 技能:シューター2、スカウト1、エンハンサー1)

アルジュナ 「私はアーチャー、アルジュナ。
霊基はご覧の有様(レベル1)ですが、最良のサーヴァント足り得るよう努めましょう」

藤丸 「すまない…俺がへっぽこなせいで、
A級サーヴァントに全力を出させることができなくてすまない…」

アルジュナ スキルぽんこつを授かっていてすまない…

★マルタ
(クラス:ライダー 技能:プリースト2 ファイター1)

マルタ 「それじゃ最後に、クラスライダーで召喚されたマルタよ。
よろしくお願いするわね、マスター」

藤丸 「よろしく!」

★ ★ ★ ★ ★

キルケーのキャラクターシート
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アルジュナのキャラクターシート
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マルタのキャラクターシート
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★ ★ ★ ★ ★

ダ・ヴィンチ 「さて、君たちにはカルデアFチームとして、
特異点をトラブルシュートしてもらうのでよろしくね。
…Fがなんの略かは知られちゃいけない」

キルケー 「ファルコンでは…?」

藤丸 「キャプテン…」

GM そして数日後…

ダ・ヴィンチ 「Fチームのみんな、お仕事だよ」

GM 招集に応じ、カルデア司令室に集まったFチームは、
ダ・ヴィンチちゃんからついに初オーダーを命じられるのだった。

マルタ 「よし! 腕試しの時ねっ!
んんっ! そんなはしゃいでるわけではないのですよ」

GM (ンンンンwww拙僧はたかぶっておりますぞwwww)

キルケー 「労働は尊いぞ同志」

アルジュナ これでシミュレータールームでひたすら弓を射る生活とも
お別れと思うと、うんうんと同意するように頷いております。

ダ・ヴィンチ 「じゃあオーダーの内容を説明するね。
やる気みなぎる聖女マルタには、少し話すのがためらわれる内容かもだけど」

マルタ 「よくってよ」

ダ・ヴィンチの説明
・11世紀末、第1回十字軍が進撃中の中東のとある街で、微小な特異点反応が観測された。

・街の名前はマアッラ。あるいはマラト・アヌマン。
・マアッラは元イスラム・トルコ側の城市。人口は1万人程度「だった」。
・特異点が確認された12月15日の3日前、十字軍の攻撃で陥落し、人口は激減している。
・特異点発生当時、街を占領しているのは、サン・ジル伯の兵士約200人。

・歴史上、この時期に十字軍兵士による「食人事件」が起きている。
・サン・ジルはその不名誉を払拭するべく、街を全て燃やしている。

ダ・ヴィンチ 「この特異点は第1回十字軍を途中で潰えさせてしまうかもしれない。
そうなれば、人理へのダメージは大きいだろうね」

ダ・ヴィンチ 「ミッションは、マスターくんと共にマアッラへレイシフトして、
特異点の原因と解決に当たり、特異点を形成している聖杯の欠片を回収することだ」

キルケー 「豚にする前に食べるだなんて暴食にも程があるというものだな」

アルジュナ 「ふむ。小規模な特異点ということであれば、
現界したての英霊の肩慣らしには丁度いい、ということですか」

マルタ 「燃えてなくなるはずの街が残っているとか、そういう訳ではないのね」

ダ・ヴィンチ 「うん、マアッラは正しく陥落し、正しく燃え落ちてもらわないといけない」

ダ・ヴィンチ 「ただ、その炎が起きる前に、悪いことをしてるやつらがいて、
そいつらが私達の敵というわけさ」

マルタ 「……それなら問題ないわね。さくっと片付けにいきましょう」

藤丸 「うん、行こう」

ダ・ヴィンチ 「では、レイシフト前にこれを授けよう」

キルケー 「キュケオーンかな?」

GM 霊基安定剤(HPポーション相当)2個と、
高速霊基修復剤(アウェイクンポーション相当)1個です。

キルケー 「実質キュケオーンじゃないか!!!(大歓喜)」

ダ・ヴィンチ 「霊基安定剤はキルケーが使うと効果が高まるから、
キルケーが持っておくといい」

キルケー 「いいとも、任せろ」

ダ・ヴィンチ 「高速霊基修復剤は、アルジュナが持っておくといいと思うよ。
マルタは奇跡(神聖魔法)で同じことができるからね」

アルジュナ 「では、お預かりしますね」

ダ・ヴィンチ 「じゃ、レイシフトと行こう。
今回はシミュレーションじゃない本物さ。飛んた先で吐かないようにね」

藤丸 「よし。みんな、行こう!」

キルケー 「おー」

マルタ 「おー」

アルジュナ 「お、おー」

GM ズボアアアアアアドシュウウウウウウウ(原作ゲームでのいつものレイシフト演出)

■■■■■■■■■■■■■■■■
■屍人蠢動廃墟マラト・アヌマン■
■■■■■■■■■■■■■■■■
■時代:A.D.1098   ■
■人理定礎値:D-      ■
■場所:中東         ■
■■■■■■■■■■■■■■■■

★ ★ ★ 第1節 死徒と騎士 ★ ★ ★

GM マスターとサーヴァントは無事、砂漠の街の中にレイシフトする。
だが、昼時分でも街は不気味なほど静まりかえり、ときおり、
呻きめいた声が遠くから聞こえてくるのみだ。

GM また、マアッラの街全体に、何らかの結界が張られていることが判る。
この結界を見た人は、見識判定ができます。

キルケー 「結界だって~? ま~た面倒くさいものを」

マルタ 「不気味ね。どういう状態かしら」

GM マルタとキルケーは見識判定に+2のボーナスをあげます。
(キャスター、または聖職者)

キルケー やった~~~

マルタ いえーい

アルジュナ ここは、お二人に期待しましょう……

GM 目標値は11です。

キルケー (ころころ)9! 大魔女的にはあれはこんにゃくか何かだ。

マルタ (ころころ)7! 悲しいなぁ…

アルジュナ (ころころ)6です。

藤丸 (ころころ)8。

GM Fチームの誰も結界についてはわかりませんでした。

藤丸 「なんだろうなあアレ」

キルケー 「なんだろうな~~~~~~」

マルタ 「さっぱりね……」

GM 結界を見て首をひねりつつ、スカウト持ってるアルジュナは危険感知判定をどうぞ。

アルジュナ む。(ころころ)12です!

GM ではアルジュナは、Fチームを不意討たんとする気配を察知した!

アルジュナ (ハッ)「マスター、そこの物陰に隠れて下さい」

藤丸 「わ、わかった!」

マルタ 「敵ね」

GM 爛々と光る赤い目に、鋭い犬歯を剥く凶相の人間が物陰から飛び出してきた!

GM 戦いだ! 魔物知識判定どうぞ。
敵の種類は、十字軍兵士風の奴と、いびつな羽が生えた奴の2種類です。
数は兵士が2体、羽が1体。

キルケー 兵士から。(ころころ)11!

GM あれは、死徒だ! データ的にはゴブリン相当のザコです。

キルケー 「ややっあの魔物は」

GM 死徒とは、いわゆる吸血種から血を吸われて(送り込まれて)その手下になったやつです。
こいつは相当下級なやつのようだよ。

キルケー 「ということは、親玉がどこかにいるのかな?」

GM そしてキルケーが弱点を英霊通信共有することで、
兵士の死徒に与える魔法ダメージが+2される。

キルケー 「弱点共有するとも!」

アルジュナ キルケーから情報を授かりました。基本、魔法ダメージ与えられませんが。

キルケー では次は羽だ。(ころころ)9。

GM 奴も死徒だ! データとしてはグレムリン相当です。
若干だが魔法を使うぞ! 注意しろ!

キルケー 「羽根が生えて魔法も使うとかおそろいじゃないか!!
冗談きついぞ~~」

GM では続いて先制判定です。目標値は11ですね。

アルジュナ (ころころ)13、なんとか先手を取れたようです。

GM 不意打ちに気づいたアルジュナが、
いつのまにか有利な地勢で敵を迎え撃つかたちだ!

キルケー 「さす授ぅ」

マルタ 「流石です。頼りになりますね」

アルジュナ 「先に殴ればいいんですよ先に殴れば」

GM 配置は全員後列スタートでいいですね?
敵側は兵士の死徒が前線に出ます。羽は後列で。

マルタ まずはフィールドプロテクションを使いますね。
(ころころ)成功です、味方全員にバリア。

アルジュナ 前に出ましょう。移動後遠隔攻撃はできないので終わり。

キルケー エネルギーボルトを兵士に撃つぞ!
(ころころ)強度は14だ。

GM エネルギーボルトが完全にキマったのでダメージを出してください。

キルケー (ころころ)10点の魔法ダメージに弱点分足して12点。

GM うげあー、あとHP4しかない!

GM だが反撃だ! 兵士の死徒は2体ともアルジュナに命中10で殴りだ!

アルジュナ 一発目…(ころころ)回避9!

GM ダメージを授けてくれるわ! (ころころ)11点!

アルジュナ 防護点と聖女バリアで引いて7点ですね。割といい感じに入りました。

GM もう1体の攻撃が迫るー! 命中10。

アルジュナ (ころころ)回避8!? 幸運A++の効果を使って振り直しを試みます。
(ころころ)今度は12で、回避です。

GM だが、羽の生えた死徒の手に魔力ビリビリが集まっているぞー!
エネルギーボルトをアルジュナにだーーーー!!

アルジュナ おっと危ない……と思ったらまた私ですか??

GM 君しか狙えないからな… 精神抵抗、目標値11でお願いします。

アルジュナ (ころころ)14で抵抗です。

GM ダメージ半分で(ころころ)4点!

アルジュナ 「くっ、集中砲火となるとさすがにキツいですね」
いきなりHPが半減してしまいました……

GM では2ラウンド目、そちらです。

マルタ 前進しますね。ダメージを受けている兵士に…
「殴るわよ!」(ころころ)命中は15!

GM バキィ!

マルタ (ころころ)ダメージ10点!

GM 兵士の死徒はマルタの杖の一撃で爆発四散!

アルジュナ 奥の羽付きを弓で射ます。
その前にキャッツアイで命中バフをかけます。

アルジュナ (ころころ)命中10。アッ ようかいいちたりない!

キルケー 兵士にエネルギーボルトを撃つぞ!
(ころころ)3ゾロでNPを3点貯めつつ強度は11!

キルケー (ころころ)ダメージは弱点込みで9点。

GM 兵士の残りHPは7!

GM 兵士の攻撃はランダムで(ころころ)アルジュナへ。命中10。

アルジュナ (ころころ)6ゾロ! 回避してNP6点貯めます。

GM ぐぬぬ… 羽の死徒はエネルギーボルトを(ころころ)マルタへ!
精神抵抗どうぞ。

マルタ (ころころ)8! 失敗!

GM ダメージは(ころころ)6点!

マルタ バリア分引きます。いたた。
3ラウンド目、こっちのターンになったので兵士を殴りますね。

マルタ (ころころ)9!

GM マルタの攻撃はかわされてしまった!

アルジュナ では奥の羽つきを撃ちますね。
(ころころ)命中13! (ころころ)ダメージは11点。

GM グエー、あと3!

キルケー 兵士にとどめをさすぞ! エネルギーボルトだ!
(ころころ)強度12で (ころころ)ダメージ12点。

キルケー 「痛いのが好きかい!?」(バリバリ)

GM 兵士の死徒は黒焦げになって死んだ…いや、すでに死んでいたのだが…

GM 羽の生えた死徒はMPも切れたので、仲間の滅びを見て…
最後に頼るのはこの拳だー! 前に出てマルタを殴る! 命中10。

マルタ (ころころ)回避12!

GM では4ラウンド目、そちらです。こ、ころせ…。

マルタ 「さくっとやっちゃうわよ」(ころころ)6ゾロ命中!
NP貯めます。渾身のアッパーをくらいなさい。

GM やっぱりヤコブ神拳じゃないか!

マルタ (ころころ)ダメージは6点。

GM 羽の生えた死徒は渾身のアッパーを喰らい、銀河のはちぇまれ爆発四散!

戦利品は以下の通りだった。
・武器30QP×2
・奇妙な首飾り160QP×1

GM 戦闘が終わり、ふたたびマアッラの街に不気味な静寂が戻る…
と思いきや!
物陰から逃げ出す影が一つ! どうやら死徒が様子をうかがっていたようだ!
「ちくしょー! あんなクソ悪魔どもに付き合っていられねえ!」

アルジュナ おまいう。

GM しかし、その退路に立ち塞がり、槍で一突きにした十字軍騎士がいた。
ドスッ! グエーッ!
…死徒にトドメを刺したあと、その騎士はカルデア一行の前に進み出る。

キルケー 「ゲ、ゲェーッ!? あれは…!?」

キルケー 「誰」

アルジュナ ズコー

十字軍騎士 「…皆様の手練、感服いたしました」

マルタ 「どちら様でしょうか?」

十字軍騎士 「私、アデマールと申します」

★ ★ ★ 第2節 アデマール・ド・モンテイユ ★ ★ ★

GM アデマールの名を知っているだろうか!?
見識判定をどうぞ。マルタさんは+2です(聖職者)。

マルタ (ころころ)8です。

GM マルタさんは知らなかった!

キルケー (ころころ)出目3! 達成値7。

GM キルケーもさっぱり知らない。

キルケー 「誰マール」

アルジュナ (ころころ)出目がよくて13です。

GM アルジュナはこの男を知っている!

アルジュナ 「現界した際に授かった知識によると…」

GM 第1回十字軍に参加した法王代理の高位聖職者が、
アデマール・ド・モンテイユという名前だったとある。

GM 13以上の達成値のアルジュナはさらに!
史実では、この時期、アデマールはすでに疫病によって
死んでいることも知っている。

アルジュナ なんで生きているんだ……
まさかこの男も実は死徒なのでは……
英霊念話的なやつでぴぴぴ…と共有できるんですかね、
これは?

GM していいよ。

アルジュナ まさか特異点の中心とか、
そういう系のアレですかね?
それにしては御開帳が早い気もしますが。

キルケー なるほど。「豚にしてしまおう」

アデマール 「え? いまなんと?」

アルジュナ 「いえ、なにも」

アデマール 「…ところで、いくらか皆様にお話できる情報が
ございます。まずは、多少は落ち着ける場所にお招きしたく
思いますが、いかがでしょう」

アルジュナ 見たところ普通の人間のようですし、
怪しい動きをしても我々英霊の敵ではないでしょう。
乗ってみてもいいのでは、と思います。

キルケー ここについての情報も欲しいところだし。

マルタ 現地の情報が必要に賛成です。
ひとまず様子をみましょう。

アデマール 「いかがでしょうか?」

藤丸 「…わかったよ」

GM カルデアFチームをアデマールは、とある廃屋の
地下にある隠れ礼拝堂にいざなう!

★ ★ ★ 第3節 マアッラに潜む影 ★ ★ ★

アデマール 「この街はイスr… いえ、異教徒の街だった
のですが、どうやら隠れて信仰していた者がいたようです。
この街が陥落した際、彼らがどうなったのか判りませんが…」

GM 地下の割には広い空間がある礼拝堂には、
粗末ながらカーペットが敷かれている。

GM アデマールはそこに座るよううながし、
わずかなパンとワインをふるまってくれる。

アデマール 「遠慮なさらず、どうぞ」

キルケー 「そんな……僅かな食糧を振舞ってくれるだなんて…」

キルケー 「あまりにも申し訳ないから、ここはみんなで
キュケオーンをお食べヨ」

キルケー 「キュケ キュキュキュキュケ キュケオオーーン
ンオンオンをお食べお食べお食食べ食べ」

藤丸 「プラシーボ令呪をもって命じる。落ち着けキルケー」

キルケー 「ウッ!!!!」(いきのねが止まる音)

マルタ 「特殊な訓練を積んでいますので、食事は
必要ないのですよ」

アルジュナ 「ええ、ですのでお気持ちだけ頂戴いたします」

アデマール 「なんと… そうでしたか」

マルタ 「ですがマスターは魔力の回復が必要ですので、
食事が必要です。アデマール殿に感謝を」

アデマール 「では少年にだけ」

藤丸 「うめ…うめ…」

~数分後~

アデマール 「先程の死徒たちとの戦い、見事な手際でした。
そこを見込んで、お願いしたいことがあるのですが…
まずはお聞きください」

GM アデマールの説明は以下のようなものだ。

 ・先程の襲撃者たちは死徒と呼ばれる吸血種で人間の敵だ
・このアマッラには元住人と十字軍兵士の死徒が潜み、
少しずつ数を増やそうとしている
・これらの死徒には、とある頭目がおり、
それが「親」に当たる存在だ
(戦闘中にキルケーが予想した通りだ!)

キルケー 「これが大魔女の予見のちからってやつだな……」

マルタ 「流石ですね。キルケー」

アデマール 「その『親』が誰なのかも判っております。
その者の名は、ペトルス・バルトロメオ。
十字軍の兵士であり、修道士であった男です」

GM バルトロメオという名に見識判定できます。
目標値は11です。

キルケー (ころころ)4ゾロで成功だ。NP4点貯めて7に。

GM キルケーの知識によると、第1回十字軍の途中で、
かなり疑わしい「聖槍」発見騒動を起こした人物の名だ。

アデマール 「バルトロメオの名前をご存知ですか」

キルケー 「聖槍の件でひと悶着起こした人物だと
聞いたことがある気がするぞ(wikipedia調べ)」

GM セリフの端々に*1とかついてそう。

キルケー 詳細はサーヴァント念話で話しておこう。

アルジュナ なるほど、さすが大魔女キルケー。

キルケー 「大魔女だからな」(踏ん反りぃ)

GM ちなみに、アデマールはキルケーの魔女発言も
聞き流しています。

アデマール 「彼がいかにして死徒となったかは…不明ですが、
ともかく彼はその力を使い、自分を詐欺師扱いした十字軍を
壊滅させようとしているのです」

キルケー 「ふーむ、で、その詐欺師と、
ゾンビィ達との関係性は?」

アルジュナ 意外とこう、その槍がやばい方向に本物であれで、
刺すと吸血鬼が増えるとか……そういう。

キルケー 「親だってことは、そいつはもう人間じゃないって
ことか?」

アデマール 「はい、バルトロメオは死徒になり果てています。
何体かの死徒を拷m…いえ、尋問したところ、バルトロメオが
彼らの『親』であり、死徒であることを白状しましたし」

アデマール 「私の目的は二つあります。
市内に潜む死徒を狩ることと、バルトロメオの潜伏先を
見つけ出し彼を討ち滅ぼすこと」

アデマール 「私がこの街に結界を張り、死徒が街の外に
出ることは防げていますが…」

GM レイシフトした直後に見た結界は、
アデマールが張ったものらしい。

キルケー あ、結界ってそういう…??
……本当かぁ~~???

アデマール 「そして、あなたがたにお願いしたいのは、
バルトロメオの潜伏先を見つけることなのです。
お恥ずかしながら、私はどうにも、そのテの仕事が
苦手でして…」

アデマール 「身のこなしをみるに、間者としての資質を
お持ちの方もいらっしゃる様子…」
(アルジュナをチラっと見る)

アデマール 「それに賢者もおられる」(キルケーをチラッ)

アデマール「そして聖職者の方もいるとなれば、神の御加護も
ありましょう」(マルタをチラッ)

キルケー 「アハッ!!!! そ、そうだとも!
この大賢者に任せたまえよ!!!」

アデマール 「おお、お受けいただけますか」

藤丸 「俺は構わないと思うけど、アルジュナとマルタさんは
どう?」

アルジュナ いいんじゃないでしょうか、彼の提案に
乗ったほうが、怪しまれずに動けそうです。

マルタ 「構いません。特異点の解決には、
必要なことでしょうし」

アデマール 「特異点?」

キルケー 「…特異な事象が起こってるから、
解決しようってだけの話さ」

アデマール 「なるほど」

キルケー 「深い意味なんてないよ!!マルタは聖女だから
難しい言葉を使いたいお年頃なのさ」

アデマール 「聖女…やはりこの方は聖職にある方でしたか」

キルケー ヤベッ! 口が滑った!!

マルタ 「聖女と呼ぶ人もいるという程度です。
お気になさらず」

アデマール 「そうでしたか」

アルジュナ いや本当に適応力が高いというか、
スルー力が高いというか……

GM アデマールは君たちが承諾すると、礼をいい、
この地下礼拝堂は拠点として自由に使ってよいと言う。

GM あと、アデマールも正午と夕方にはここに戻るので、
できるだけ定期的に情報を交換しようと提案する。

藤丸 「わかった。じゃあ夕方に、ここで」

★ ★ ★ 第4節 調査 ★ ★ ★

GM では調査パートに入ります。

GM 調べられるのは以下の項目です。

 ①バルトロメオが潜む死徒のアジトを捜索する
②アデマールについて調べる

GM サーヴァントは午前と午後に1人1回ずつ、
捜索の判定を行えます。

キルケー アデマールが結界を張ったっていうのならば、
何か魔術の心得がある者かもしれないな、知らんけど。

マルタ 1人で維持できる規模の魔術ではないと思うので、
協力者がいそうではあるわね。

アルジュナ 彼も上位聖職者ですから、部下の一人や二人、
いるでしょうしねえ。

キルケー 私はアデマールについて調べてみようか?
それとも聖女のマルタのほうが警戒されないかな?

GM 調べる判定は自由な発想で言ってもらえれば、
それっぽい判定を求めるので、まあ自由に。

GM 礼拝堂で一晩休み(マスターが休息必要なので)、
運命変転が回復した次の朝から捜索スタートです。

GM アデマールは死徒狩りにでかけました。

マルタ 「バルトロメオのアジトから調べましょうか?」

キルケー 「死人を作っていて色々やっているのなら、
そいつらの跡をつけていったりとか、
でなきゃ聖槍の魔力反応なんかを探知できないものかね?」

アルジュナ 「街中であれば隠れらるところなど
たかが知れていますし、尻尾をつかむのはそう難しくは
なさそうですね」

キルケー「じゃあひとまず、なんとかって親玉を
探してみよう。 魔力を探ってみようかな」

GM 魔力探知なんで、2D6+ソーサラーレベル+知力ボーナス
で判定いいっすよ。
(ここらへん、SW2.5本来よりかなりルーズに処理します)

キルケー (ころころ)4ゾロ出て達成値13。
成功なら、NP10で宝具の準備完了さ。

GM キルケーが魔力を辿ると、この街にはサーヴァントである
君たち3人以外に、それに匹敵する魔力反応が2つあった。

キルケー 「行けッピグレット! 香り茸を辿るように!」

GM トリュフ・ピグレットがまず探り当てたのは、
比較的立派な屋敷…の跡。
陥落後の襲撃でかなり荒廃している。

GM ここから感じる魔力はドブの臭いがする。
昨日襲撃してきた死徒と同じような臭いだ。
まさかここが…バルトロメオの潜伏先であろうか…!?

キルケー 「なんにせよ死人が詰まっていそうな
臭いではあるな…」

マルタ 「叩き潰すしかありませんね」

キルケー 「さすが聖女だぜ!!!!!!!!!!」

キルケー 「まず周囲の人達にこの廃墟について聞くとか
しないの? なんて言わないぜ。大魔女だからな」

GM さて、もう1体のトリュフ・ピグレットが向かった
先には… アデマールがいる。

GM ピグレットをアデマールは優しく撫で回している。

アデマール 「よーしよしよしよしよしよし」

キルケー 「あの浮気者め…今夜はとんこつキュケオーンだよ」

GM ピグレットは撫でられながら、アデマールが肩にかけた
槍をフンスフンスしている。

キルケー 槍ィ?

アルジュナ こいつランサーですね????
WEAKするから近寄らんとこ!!

GM あ、その相性システムないんですよ。

アデマール 「おや皆さん。奇遇ですね」

キルケー 「やあ誰マール君! ちょっとペットの散歩をね!!
奇遇だなあ~」

アデマール 「おや、この豚は貴女のものでしたか。
家畜を連れて歩くのは賢明ですね」

マルタ 「バルトロメオについて調べていたら、
ここに辿り着いた次第ですね」

アデマール 「なるほど。なにか進展がおありですか」

キルケー 「いや? どうかな? まだはっきりとは?」

アデマール 「そうですか。引き続きお願いします。
では、私はこれで」

GM アデマールはその場を去ろうとする。

アルジュナ 「と、ところでその槍、素晴らしい業物ですね」

アデマール 「ぎくり」

アデマール 「…そうでしょう。この遠征のために
賜ったものですから」

アルジュナ 「さぞかし腕のある方の作では?
少し見せていただくことはできませんか」

アルジュナ ドストレートに聞いたるわい!

GM ではここでアデマールへの調査ということで、
うまくアデマールの言葉から探ることができたか、
スカウトレベルと知力ボーナスで判定どうぞ。

アルジュナ (ころころ)達成値12です。

GM 成功だ。

マルタ 素晴らしい!

キルケー さすジュナァ。

GM アルジュナの誘導尋問にことごとく引っかったのか、
アデマールは色々ボロを出す。

キルケー モロマール。

アルジュナ 自ら情報を授けてくれるとは、
この聖職者ボロボロマール。

アデマール 「この聖s…いえ、槍はですね、座から、いえ、
さる皇帝から預かったもので… ランs…いえ、
聖職者である私にとっては、とても大事な…」

アデマール 「………」

マルタ 「正直に話したほうが楽になりますよ……」

アデマール 「……はい、聖女様」

アデマール 「我が真名はアデマール・ド・モンテイユ。
ランサーとして、抑止の力によってこの地に顕現した
サーヴァントです」

アルジュナ だから本来なら死んでいるはずの彼が
存在していたのか。

アルジュナ 「只人ではなく英霊であったのであれば、
街一つ覆う結界を構築できるのも頷けますね」

キルケー しかし、サーヴァントならばマスターがいる
可能性もあるぞ。

アデマール 「私はマスターを持たぬサーヴァントですので、
結界の維持にずいぶん魔力を使ってしまいましたが…」

キルケー はぐれサーヴァントだったのか……

アルジュナ (……マスター、彼と仮の契約を結ばれますか?)

藤丸 (そうだね。提案してみよう)

藤丸 「わかっていると思うけど… 俺はマスターだ。
仮契約、するかい?」

アデマール 「私でよければ喜んで」

GM 例の効果音と演出が出て、藤丸とアデマールの間に
魔力パスが通ります。

アデマール 「ではしばらくの間ですが、
よろしくお願いいたしますマスター」

藤丸 「ああ、よろしくアデマール」

マルタ 「心強い味方が増えてなによりです」

アデマール 「正体を隠していたこと、お許しください聖女様。
自分の教区に近い土地に縁がある聖女が、杖を振り回して
死徒を撲殺している光景にショックを受けてしまって」

マルタ 「……」

キルケー 「撲殺している姿にショックを受けてると、
宝具うったときなんか失神するぞ」

アデマール 「それはいったい…」

キルケー 「ところで、結局その槍はなんなんだい?」

アデマール 「この槍は、いくつかある、
”信仰を集めた聖槍とされたもの”の一つです」

アデマール 「私は十字軍遠征の際、これを携えていました。
この地で私がランサーとして顕界したのも、
この縁あったためでしょう」

アデマール 「なお、バルトロメオが発見したという聖槍は、
まちがいなく偽物で、只の槍です」

アルジュナ ひどい話ですね。

キルケー 1本くらい授けてやれよ、可哀そうだから。

アルジュナ そういわれても、私も今回は弓しか
持ち込めてないんですよね……

アデマール 「…ですが私は生きていた頃、彼がその槍を聖槍と
喧伝しはじめたとき、それを止めませんでした」

アデマール 「当時、アンティオキアの十字軍は飢餓の只中に
あった。私は、その”聖槍”によって皆の士気が上がるなら、
と、口をつぐんだのです」

アルジュナ ははぁん、負い目がないこともない、と。

キルケー 「ま、信仰あるものとはそんなものさ。
拝めば豚の骨もなんとやら」

マルタ 「それが貴方の奇蹟なら……それで救われた人が
いるなら……誇るべきですよ」

アデマール 「…ありがとうございます。ですが、聖職者として
恥ずべき行いであったことに違いはありません」

アデマール 「あるいは私がこの地に喚ばれたのは…
神が機会をくださったのかもしれないと」

藤丸 「うん、バルトロメオを止めないと」

GM アジトらしき場所をつきとめたことを、
アデマールに言いますか?

キルケー (ま、仮にアデマールが敵だとしてもだ。
結局どちらかを倒せばいいんだから、
連れていってしまってもいいんじゃないかい?)

キルケー (むしろもし敵だった場合、
逃がしてしまうことのほうがリスキーかもだね)

アルジュナ (この全く隠し事のできない方が
嘘をついていると思えなくなってきましたし、
連れていくことに異論はありません)

マルタ (バルトロメオを探していたのは彼でしたし、
つれていきましょう)

キルケー 「実はアジトらしき場所についてなんだけど、
ちょっと廃墟のほうから異臭がしてだね…」

アデマール 「なんと。すでに見つけていたとは」

キルケー フンゾリィ…

藤丸 「よし、行こう!」

マルタ 「カチコミ…んんっ…殴りこみ…ではなく、
解決しにいきましょう!」

アルジュナ 「……」

アデマール 「……」

★ ★ ★ 第5節 黒き獣 ★ ★ ★

GM では死徒のアジトと思われる屋敷に着いた
カルデア一行は、すでにエントランスに入った。

GM 屋敷は襲撃でも受けたのか妙に荒廃している。
不気味な静けさがあるが…
アルジュナは危険感知判定をどうぞ。目標値は10。

アルジュナ (ころころ)う、8です。

藤丸 (ころころ)10。

GM ではマスターが気づいた。
Fチームを奇襲しようと伺っている者がいることに!

藤丸 「! あそこ、なにかいる!」

アルジュナ さすがマスター。

GM 柱の影から、漆黒の獣が2体現れる。

アデマール 「!……そんな… いや… まさか…」

GM その二つの獣を見たアデマールは明らかに動揺している。
とはいえ、まずは魔物知識判定をどうぞ。

アルジュナ (ころころ)出目がいい、13です。

GM アルジュナは弱点までも看破する!
基本性能は魔神エルビレア相当の死徒だ!
弱点は魔法ダメージ+2。

アルジュナ 大魔女様よろしくお願いします。

キルケー 「ここを豚小屋としよう!」

GM 続けて先制判定をどうぞ。こちらの先制値は8。

アルジュナ (ころころ)12です!

GM カルデアの先制。配置は?

マルタ フィールドプロテクションを使うので
全員後列でお願いしますね。

GM ではこちらは2体とも後列スタート。
(ルールミス。後攻は最低1体前線に出すのが正しい)
そちらの行動どうぞ。

マルタ さっそくフィールドプロテクション。
(ころころ)成功。1点軽減バリア。

キルケー なんたらボルトを撃つぞぉ!
(ころころ)魔法強度12!

GM 抵抗したのでダメージ半分!

キルケー (ころころ)魔力と弱点足して…半分にしたら6点!

GM 残りHP18!

キルケー かったいなあ!!?!?!?!?

GM キルケーの魔法をも弾く対魔力外皮!
こいつらが今までとは違う強敵なのを悟るだろう!!

アルジュナ 削れてるほうにキャッツアイののち弓で撃ちます。
(ころころ、1と2)出目ーー! 9です。

GM 運命変転、するかい?

アルジュナ しません。
先制をとったので私の仕事は終わったんですよ。

GM アルジュナの放った矢は壁に突き立った。
アデマールの行動をだれか1D6どうぞ。

 1・2:セイクリッド・ウェポン
3・4:攻撃(命中11 威力20C10 追加ダメージ3)
5 セージの知識判定
6 キュア・ウーンズ

キルケー マルタ~~~働かせてやれェ~~~

マルタ (ころころ)6です。

GM キュア・ウーンズ、誰も無傷なので何もしなかった。

キルケー 「靴擦れが治ったわ」

GM ところで後攻側は前線に配置しないといけなかったので、
ルールミスのケジメで敵は前線に出るだけで終わりです。
2ラウンド目、そちらのターンどうぞ。

マルタ 行動にバフがあるアデマールから動きましょう。
(ころころ)お、2、セイクリッド・ウェポンでバフです。

アデマール 「祈りを…」
誰にセイクリッド・ウェポンをかけましょう?

アルジュナ 私はマルタさんを推しますが。

マルタ お任せあれ。

GM ではマルタにセイクリッド・ウェポンがかかります。

キルケー 「行けぇマルタ! 殴殺するところを見せてやれ!」

マルタ 前に出て殴ります!
(ころころ)13で命中、(ころころ)ダメージ9発!

GM ひい、6点ダメージ。残りHP12。

キルケー 「さすがマルタ!
拳で魔法並みの攻撃力を出しやがる!!」

アルジュナ 確実に仕留めていきましょう、追撃します。
(ころころ)命中12で(ころころ)ダメージ11点。

GM ぬぬ、残りHPが4だ。

キルケー 「じゃあとどめを私が刺そう」
なんちゃらボルトを撃つ!

キルケー (ころころ)11で抵抗されたが…
(ころころ)あ、3回クリティカルしたぞ!!

GM あ、ごめんなさい。
抵抗されてるとクリティカルしないんですよ。

キルケー えええ~~~~~~~~~~~

GM とはいえ最初のダメージでそいつは死んでます。
キルケーの放つ魔力の波濤が、黒き獣を飲み込み爆発四散!

アルジュナ 哀れ獣は爆発四散。

アデマール 「お見事」

キルケー 「や、やったぜ…?」

GM ではこちら。獣がマルタに爪ひっかき! 命中12。

マルタ (ころころ)う、回避7。

GM (ころころ)ダメージは12点。

マルタ 防護点とフィルプロ引いて6点ダメージ。

GM そしてマルタさんの霊基に不快なさざなみが走る!
生命抵抗、目標値11お願いします。

アルジュナ なんですって。

マルタ (ころころ)13!

GM チィー! 失敗していたら1ラウンド間、
魔力マイナス1されていただろう!
4ラウンド目、そちらです。

マルタ アデマールから。
(ころころ)2、セイクリッド・ウェポンなので、
アルジュナへ。

アデマール 「あなたにも祈りを」

アルジュナ なんだかちからがわいてきたぞ。

キルケー ムキムキ。

アルジュナ 固定値は裏切らない、ありがとうございます。

マルタ 黒き獣を殴ります。
(ころころ)命中12、(ころころ)ダメージ9点。

GM 6点受けて残りHP18!

アルジュナ 続けざまに矢を射かけます。
その前にキャッツアイをかけなおして…
(ころころ)命中15、(ころころ)ダメージも15点!

GM グアアアア! 12点受けて残り6点!

アルジュナ こ、これがセイクリッドウェポンの力……

GM キルケーどうします?
エネボ撃たなくても、次ラウンドで殴り勝てそうですが…

キルケー 撃つぞ!

GM アイエ、バーサーカー!

キルケー (ころころ)強度13、抵抗抜いたね?
(ころころ)ダメージは10点で焼き肉ダァ!!!!

GM 残念ながら黒き獣はエネルギーボルトで消滅した。

アルジュナ 哀れ獣は燃えカスになったのだった……

ドロップは以下のようになった。
・悪魔の血×2
・アビスシャード×1

キルケー 「懐が温くなってきたぜ」

GM 短いが激烈だった戦いが終わり静寂が戻る。
アデマールは黒き獣の残骸を凝視していた。

アデマール 「…」

アルジュナ 「この獣に何か貴方の目で見て不審な点が?」

アデマール 「…ええ…はい… 実は…」

アデマール 「私にとっては生前のこと、
そして表の歴史には記録されていないことですが…」

アデマール 「我々第1回十字軍は、アンティオキアにおいて、
ある強大な死徒と戦ったのです」

アルジュナ な、なんだってー!!??

キルケー Ω ΩΩな、なんだってー!!

アデマール 「それは、身体に無数の獣を飼う死徒でした。
さきほどの黒い獣は、その死徒が繰り出した獣に…
よく似ている…」

マルタ 「そうだったのですね……」

アルジュナ まさか、そもそもバルトロメオ自体が、
その強大な死徒とやらの配下に成り下がっているとか……?

アデマール 「ですが、その『獣の死徒』は、
異教の戦士の力も借りて、確かに滅ぼしたはず…」

キルケー 「まあなに、どうにせよ、バルトロメオには
会いに行かねばなるまいよ」

アデマール 「…大魔女殿の言うとおりですね。
まずはヤツを探しましょう」

キルケー 「それに戦闘で傷も負ったしな! 回復しよう!
マルタはキュケオーンをお食べ??????????」

マルタ 食べましょう!

キルケー 「ほらキュケオーンをおた、お食べ食べ、
キュケキュキュキュケオーン食べたたたべべべ」

キルケー 10分かけて救命キュケオーンを作る!
(ころころ)マルタのHPが6点回復するぞ。

マルタ 「キュケオーンおいちい」

GM アイエ! 精神汚染!

キルケー 「私もキュケオーンをおたべ」
魔香キュケオーンだ。(ころころ)MP5点回復。

GM キュケオーンでインターバル回復したFチームは、
2階に上がるか、1階の食堂に向かう選択肢があるが……

キルケー 「食堂があるな。キュケオーンが作れるぞ」

藤丸 「さっきも作ってたやん」

キルケー 「キュケオーンは無限だゾ」

アルジュナ キュケオーンは何杯あっても足りないということは
ないのですよマスター。

藤丸 「キュケオーンの全てが うん わかって… きたぞ…」

アデマール 「マスター、気を確かに」

キルケー 「さて、食堂と2階、魔力が強いのは
どちキュケらかオーンな?」

GM 魔力を探知しても、どうにも淀んでいて読みきれない。
行って探ってみるしかなさそうである。

キルケー 「キュケオーンにも解決できないことはある」

アルジュナ キルケーの言っている通り食堂に黒幕がいたら
嫌ですね。食堂でボス戦、ドン引きですよ。

マルタ 2階へ行きましょうか。

キルケー なにかのアイテムがあるかも。

アルジュナ 家探し……したいですよね。

★ ★ ★ 第6節 家探し(2階) ★ ★ ★

GM では2階へ。応接室らしき扉と、書斎らしき扉がある。

キルケー 物音はするかい?

GM いや、今のところ特には。

GM 扉をスカウト技能で調べることができる。
罠がないかとか、向こうから物音がしないかとか。

アルジュナ ではまずは書斎の扉に聞き耳を。(ころころ)9。

GM 書斎の扉には罠もないし向こうに物音や気配が
するということも無さそうだ、と、アルジュナは思った。

藤丸 「どう?」

アルジュナ 「何も……なさそうな気がします」
ちょっと自信なさそうに。

GM 果たして扉を開けるとそこは、巻物や机がある、
いかにも書斎という部屋だ。

アルジュナ ほっ。

GM 調べると、日記がある。

アルジュナ 読めます?

キルケー 聖杯からの知識で読めるに違いない!!!!
しらんけど。

GM 現地の言葉ですが、カルデア式召喚術驚異の技術力で
読めます。

GM 「ビザンチンが雇ったフランク人どもが
攻めてきたらしい…」等の、十字軍の動きが断片的に
伝わっているらしい記述があるが…

GM 古いページに、
「この家の前の持ち主、異教徒だったらしい。引くわー」
「なんか地下から空洞音するんだよね、コワイ!」
という記述があった。

マルタ やはり地下でしたかー。

アデマール 「私が拠点としていた場所のように、
地下に隠し礼拝堂のような空間があるのでしょうか」

アルジュナ うーん、これは地下室の入り口を探す必要が
ありそうですね。

マルタ 食堂から地下へつながる通路があるかもしれません。

キルケー 「ということは、もしかして応接室も食堂も空か?
……いや、そんなはずはない、宝さがしだ!!!!!!!」

アデマール 「確かに、何か役に立つものが
あるかもしれませんね」

藤丸 「調べてみよう。アルジュナ、頼める?」

アルジュナ 「承知しました、マスター」

キルケー 「応接室も開けてみたまえよ! 私は開けないが」

アルジュナ では応接室の扉に調査を。(ころころ)10。

GM 罠はなさそうだ。ただし、鍵がかかっている。
解錠の目標値は9程度の鍵が。

アルジュナ やってみましょう。(ころころ)あ、8…

藤丸 「俺もやってみよう」(ころころ)12で開いた。

キルケー 「鮮やかな針金さばきだったな」

アルジュナ 「マスターの手を煩わせてしまい、
申し訳ありません……」(しょぼジュナ)

藤丸 「気にしないで、俺達はチームだから」

アルジュナ ウッ。マスターのやさしさがしみる…

マルタ 「そんな技能をお持ちだったのですね」

藤丸 「最悪、スカウトやセージがいないパーティになっても
大丈夫なようにね。ハッ、俺はいまなにを?」

GM さて、応接室に入ると、そこは応接室だった。

キルケー 「なんと! 応接室だ」

GM しかし、誰かが最近生活した痕跡があり、
床には謎の骨が散乱している!

アデマール 「…む、これは」

キルケー 「知り合いかい?」

アデマール 「わかりません」

GM 骨には見識判定ができます。

キルケー (ころころ)10。

アルジュナ (ころころ)14。この出目はさっき欲しかった…

GM キルケーとアルジュナには完璧にわかるが、
これは人の骨だ!

アルジュナ ペロッ、これは人骨。

GM 舐めたの?

マルタ ヒエッ。

アルジュナ いえ、まさかそんな。

キルケー 「これを煮込むとじんこつラーメンができるぞ」

GM アデマールがマスターの耳を塞ぐ。

藤丸 「? なに?」

アデマール 「失礼、なんでもありませんよマスター」

アルジュナ アデマール氏は本当にいい方ですね……
一度は疑ってすみませんでした。

キルケー 「やめろお前、まるで人がこどもフィルターに
引っかかるような害悪コンテンツみたいな」

マルタ 「骨のほかに何かないのかしら?」

GM マルタがそう思って周囲を見てみると、
飾られているきれいな石があるが…魔力を感じる。

GM これは魔力リソースとして使えるかもしれない。
魔晶石3点分相当のアイテムのようだ。

キルケー 「呪いとかヤバそうなものはかかってないかな?」

GM キルケーが見る限り、そういったことはなさそうだ。
というか、実際、ない。

キルケー 「よっしゃ、これは私が持っておいて良いかな!?」

アルジュナ どうぞどうぞ。

マルタ もちオッケー。

キルケー るんるんでポッケナイナイしよう。

GM これ以上、この部屋で得られるものはなさそうだが、
アデマールは小声でサーヴァントたちに話しかける。

アデマール 「…この骨、あるいは、
死徒の”食事”の跡かもしれません」

マルタ 「おぞましい限りですね。
きちっと弔ってあげましょう」

キルケー 「保存食のようにエサを確保する知恵があるのか、
あるいはここの住人かかな?」

アデマール 「…この街で起きたという食人事件とはもしや、
こういった死徒の所業の痕跡のことだったのかもしれません」

キルケー あ、そーいやレイシフト前にダ・ヴィンチが
そんなこと言ってたなあ。

マルタ 「どちらにせよ、死徒は一刻も早く殲滅する必要が
ありますね」

キルケー 死人が歩いて人を襲うだなんて、
後の世では信じられないから、どのみち十字軍の汚名には
なってしまうんだろうなあ~~~~

GM 実際、キルケーの思った通りではある。
ここでの食人事件は、真偽不明のまま、しかし、
あったとするなら十字軍兵士によるものと、
歴史には刻まれるのだ。

★ ★ ★ 第7節 家探し(食堂) ★ ★ ★

GM では食堂。
テーブルの上に謎の肉が置かれ、床には血がしたたっている。

アルジュナ アーッ!

マルタ お食事だったかー

アルジュナ お食事はちゃんと食堂でするんですね。

キルケー 「なんだぁ、文化的な生活しやがってるんだなあ~」

アデマール 「マスターは食堂に入らずお待ちを」

GM 謎の肉は乾きつつあるが、付いている血は比較的新しい。

キルケー 「まだブランチくらいのキュケオーンってことかな」

アルジュナ 「気配に慌てて食事中の肉を放り出して、
どこかに…とかそういうやつですかね」

アデマール 「…私が弔いましょう」

マルタ 「手伝います」

GM マルタとアデマールが謎の肉を片付け、
弔いの祈りを捧げたあと、食堂は一応の静謐さを取り戻す。
そのあとマスターも食堂に入るだろう。

藤丸 「…なにかあったの?」

アルジュナ 「いえ、マスターが心配するようなことは
ありませんでしたよ」(しらじらー)

キルケー 「ほかにめぼしいものは?」

アルジュナ 血の跡がどこかに不自然に続いているとか、
痕跡があったりしませんかね?

GM 探索判定をどうぞ。

アルジュナ (ころころ)10です。

GM 書斎で地下室の情報を得ていたことが幸いし、
アルジュナは食堂の床に地下に降りる隠し階段を発見した!

 そして英霊のカンがつげている!
この隠し階段を降りれば決戦のときだと!!

 キュケオーンによる回復などあれば、
ここでやっておくのがよさそうだ、と!!

キルケー 「仕方ないからキュケオーンをお食べるよ」
自分に魔香キュケオーン(ころころ)3点回復。
準備はこれくらいだな。

藤丸 「よし、みんな行こう!」

★ ★ ★ 第8節 バルトロメオ ★ ★ ★

GM 地下にはやはり、地下礼拝堂があった。

 その最奥には十字架が置かれた祭壇が安置され、
一人の男…死徒バルトロメオが槍を携えて待ち構えていた。

バルトロメオ 「ようこそ、我が聖堂へ!我が前に現れた神の御使いはかしずく者に力をくださる!」

「そしてこれなるは真の聖槍! 疑う者には、聖アンデレの神罰が下りまするぞ!」

GM と言ってふるっている槍だが、あからさまに只の槍だ。

キルケー 「何言ってるんだ、そんな痛いこという奴には聖マルタの神罰(物理)がくだるぜ」

バルトロメオ 「聖マルタぁ? 何をバカな! かの聖女はとおの昔に殉教したはず!」

キルケー 「聖アンデレだってとうに死んでるだろ?????????????????」

バルトロメオ 「バーカーめー! 聖アンデレの神罰は本物! その証拠に、この槍に疑いを持った背教者アデマールは神罰を受けて死んだ!!」

アルジュナ 「死んだ? 彼を見てもそれが言えますかね」

アデマール 「バルトロメオ…」

バルトロメオ 「ア、アデマール司教!?」

アルジュナ 「貴様の言う神罰とやらは彼には通じなかったようだ、つまりその槍に大した力などない」

キルケー (まあ死因はともかく、死んでるんだけどさ…)

アルジュナ (ハッタリでもかましたほうの勝ちです)

マルタ 「貴方に聖罰を下すために力を貸してもらいました」

アデマール 「私だけではありません。ここにおわすはまさに水辺の聖女マルタ。貴方の背信の行い、ここで正されましょう」

バルトロメオ 「聖マルタ!? 本物の…!? ばかな… 再誕したというのか!? かの救世主と同じように…!? そんな、そんなバカなことがあるわけがないいい!」

キルケー 「それ死徒のお前がいう????」

マルタ 「現に私はここにいるのですから、おとなしく消え去りなさい」

バルトロメオ 「こ、これはなにかの間違いだ…!
ククク…ダメじゃあないですかあ聖女様、アデマール司教…!
殉教や神罰で死んだ奴が蘇ったりしちゃあ!
……死んでなきゃあ!」

マルタ 「今すぐその減らず口をたたけなくして差し上げます」

GM バルトロメオが甲高い叫びを上げると、地下室の影から、彼の配下の死徒たちが現れる!

 バルトロメオと2体の羽を生やした死徒、
1体の騎士めいた死徒と、2体の黒い獣だ。

アルジュナ 数が多いですぞ???

キルケー 「頭を潰せばなんとかなるんじゃないか? バルトなんとかをピグレットにしてやるよ」

マルタ 「全員まとめて叩きつぶします」

アデマール 「…バルトロメオ。あなたがそこまで狂ったのも、元はといえば、あの聖槍騒ぎのとき、私が怠惰にもその誤りを糺さなかったがため」

アデマール 「いわばこれは私の贖罪。マスター、アルジュナ殿、大魔女殿、聖女様、手伝って…いただけますでしょうか?」

キルケー 「任せたまえ! 君の愛に応えよう!」

マルタ 「参りましょう、正しき行いを此処に」

アルジュナ 「在るべき形に還してやるべきでしょう」

藤丸 「もちろん!」

アデマール 「…皆様、ありがとうございます。
そうであるならば…!」

GM アデマールの周囲、そしてその手に持つ槍に、魔力が集まっていく! これは宝具が発動する予兆にほかならない!

アデマール 「これなる我らが踏破は、神が望まれし、聖なる進撃! 『戦士よ、神意の十字と共に(デウス・ウルト・クルセイド)』!」

GM アルジュナ、マルタ、キルケーに命中、回避、防護点、生命・精神抵抗、魔力のすべてに+2の修正が与えられる。

アルジュナ 自分が導く兵士を強化するタイプの宝具、
さすが大司教。

GM では魔物知識判定をまずバルトロメオに。

キルケー (ころころ)13!

アルジュナ (ころころ)出目がいい、14です。

GM バルトロメオはフーグルマンサー相当。弱点まで抜けてるけど風属性ダメージ+はこのパーティに関係ない。

アルジュナ フェアリーテイマーはいませんね…

GM 騎士の死徒にも魔物知識判定どうぞ。

キルケー (ころころ)う、10。

GM アルジュナとマルタもそれ以下か。ではキルケーは能力のみ見抜いた。ボルグハイランダー相当の強敵だ。

GM そしてバルトロメオと騎士の死徒から、聖杯の気配を感じる! HPや抵抗力が上がっていることだろう!

GM では先制判定です。目標値は11。

藤丸 (ころころ)う、8。

アルジュナ (ころころ)こちらも出目4で8。運命変転を使います。出目を10にして達成値15。

GM ではカルデア側が機先を制して先攻だ。

アルジュナ ここで先手を取らねば死んでしまいますからね、使いどころです。

マルタ フィールドプロテクションを使いたいので全員後列スタートでお願いします。

GM ではこちらは、獣と騎士は前列に出ます。

マルタ ではフィールドプロテクションで防御バフをまきます。(ころころ)成功、全員にダメージ軽減バリア。

アルジュナ 私は前線エリアに移動して終わりですね。回避壁になります。

マルタ アデマールの行動は…(ころころ)祈っているだけ。何も起きない。

キルケー よーし、開幕宝具ぶっぱだ。『禁断なる狂宴(メタボ・ピグレッツ)』!!!!!!!! 目標は騎士の死徒!(ころころ)う、達成値は12。

GM (ころころ)それは抵抗した。ダメージ半減。

キルケー (ころころ)ダメージの出目も悪い! 18点魔法ダメージ。

GM 半減しても9点。宝具の一撃を受けてなお、騎士の死徒の存在感は不動…! なお、カルデアのへっぽこ召喚のおかげで、豚化の効果は発動しません。

GM では死徒側。アルジュナに集中砲火だー!
まずバルトロメオがリープスラッシュ!

バルトロメオ 「クハハハ! これが力だー!」

GM (ころころ)強度9。

アルジュナ (ころころ)おっと、NPが5点たまって抵抗しましたね。NP10に到達、宝具準備完了。

GM 撃たせるなー!(ころころ)ダメージは半減して4点。

アルジュナ フィールドプロテクション分を引いて3点。残りHP19。

GM 羽の生えた死徒もエネボをアルジュナへだー! 抵抗目標値は11。

アルジュナ (ころころ)抵抗。

GM (ころころ)ダメージは半減してフィルプロ減らしても4点。

アルジュナ 雑魚のほうが痛いですね。

GM もう1体の羽の死徒もアルジュナにエネボだー!

アルジュナ (ころころ)抵抗!

GM (ころころ)最終ダメージわずかに2点。

アルジュナ 蓄積が痛い…

GM 黒い獣は爪でアルジュナに攻撃、命中は12。

アルジュナ (ころころ)16で回避。

GM もう1体もだー!

アルジュナ (ころころ)14で回避! シュバババ

GM 本命! 騎士の死徒は切り返し宣言!
(ころころ)命中15。

アルジュナ む、回避には出目8が必要…(ころころ)出目7なので幸運+の特典使って振り直し!(ころころ)ああ、やっぱり7!

GM ではダメージ(ころころ)あ、出目10で痛恨撃入って21発。

アルジュナ 防護点3、アデマールの宝具効果で2、フィールドプロテクション1を引いてもHPマイナス2点で落ちますねえ…… マスターの防御術式を2枚重ねてもらいましょう。

藤丸 「アルジュナ!」(ダメージ2×2点軽減、残りMP4)

アルジュナ 私の霊基が爆発四散!しそうなところにマスターの術式が!(ぜえはあ

キルケー 「アルジュナがキラキラしている!」

GM 2ラウンド目、そちらです。

アルジュナ アデマール、回復行動しません?

GM (ころころ)アデマールは祈って終わり。

アルジュナ アイエエ… では抱え落ちしないよう後方エリアに宝具を撃ちます、お先に失礼。キャッツアイも使用、命中アップ。

アルジュナ 『……神性領域拡大、空間固定。神罰執行期限設定、全承認』(ころころ)命中は出目11で達成値19!

GM それは無理、死徒後列は全員くらう。

バルトロメオ 「グワアアア! こ、この魔力の奔流はーー!」

アルジュナ ではダメージを。『シヴァの怒りをもって、汝らの命をここで絶つ……破壊神の手翳(パーシュパタ)!』

(ころころ)あ、(ころころ)あ、(ころころ)あ、(ころころ)3回クリティカルして46点です。

GM えええええええ!?

アルジュナ めっちゃ回った(てへぺろ?

マルタ これが英雄の力かぁー。

キルケー 焼き豚製造マシーンだなあ~~~~

バルトロメオ 「バ、バカナアアアアアア!!!!????」

GM アルジュナの宝具の一撃で! 後列は一網打尽!!
バルトロメオと羽の生えた死徒が全て消し飛ぶ!!

アルジュナ 「シ、シヴァ神よ、これは少々やり過ぎ……では……???」

キルケー バルトロメオは吹き飛んだが、前列の騎士と獣はまだ動いてるかい?

GM ピンピンしてます。

キルケー 頭が死ねば他も死ぬと思ったのに~~~~
「マスター!私にヘカテの加護をくれたまえ!」

藤丸 「わかった! 令呪を以って命じる! キルケーよ、勝利を!」(例の演出)

GM キルケーのNPが10になる。

キルケー 「任せろォ! 『禁断なる狂宴(メタボ・ピグレッツ)』!!!!!!!!」 目標は騎士。(ころころ)魔力強度17!

GM (ころころ)う、抵抗失敗!

キルケー (ころころ)ダメージは19点だ!

GM 騎士の死徒は豚ラッシュに巻き込まれ、深手を追う! 残りHP11。

キルケー 「バスターの力ゾ……!!」

マルタ マルタさんもNPチャージをもらおう。「マスターを力をお貸し下さい!」

藤丸 「わかったよ、マルタさん! 令呪を以って命じる! 吹きとばせ!」(例の演出)

GM マルタのNPが10になる。

マルタ 宝具使用、前列の敵を目標に。(ころころ)魔力強度14!

GM 黒い獣は抵抗失敗、騎士は(ころころ)成功してダメージ半減!

マルタ 「愛を知らない哀しき竜、ここに。せーのっ! 星のように! 『愛知らぬ哀しき竜よ(タラスク)』!!」(ころころ)ダメージ17点!

GM 騎士の死徒は9点受けてあと2! 黒き獣はあと7!

マルタ 「マスター、奴にとどめを!!」

藤丸 「うおおおお!」(騎士の死徒へのダメージ+2効果使用、MP残り1)

GM 騎士の死徒はガンドの一撃で全身に入ったヒビから爆発四散!

GM だが黒い獣が返す刀でアルジュナに攻撃だ! 命中11!

アルジュナ (ころころ)出目3、回避失敗!

GM (ころころ)出目が走ってダメージは16点!

アルジュナ まあ、こうなるな…… マイナス8点で戦闘不能ですね!

GM 目標値8の生死判定を生命抵抗でどうぞ。

アルジュナ (ころころ)14で座への帰還は免れました。

GM ではHP0でアルジュナは戦闘不能。

アルジュナ すみません……足止めできませんでした………

GM 黒き獣の残り1体が後列エリアに侵入だー! 攻撃の目標はランダムで(ころころ)マルタへ。

マルタ 回避…(ころころ)失敗。

GM (ころころ)ダメージは10点。

マルタ もろもろ引いて2点ダメージですね。

GM かたぁい。

キルケー つ、つよい!

アルジュナ さすがマルタさんじゃ……

GM だがまだよー! マルタさんは生命抵抗目標値10をどうぞ。

マルタ (ころころ)14で抵抗!

GM チィー! 魔力を減衰する毒はマルタに通じなかった。

マルタ では3ラウンド目こちらなので、先にアルジュナさんにアウェイクンですね。(ころころ)NP4点ためて成功。

GM アルジュナはHP1の転倒状態で戦闘不能解除。

GM アデマールの行動は(ころころ)祈ってます。

アルジュナ ハイパーお祈りマン。こちらは立ち上がって獣を撃ちます、魔術師を守らねば。(ころころ)転倒のペナルティ込みで命中13です。

GM 刺さるゥ。

アルジュナ (ころころ)ダメージ13点!

キルケー 「よしっ!よくやった!!!!!ヒー」厚底が笑ってやがるぜ…

アルジュナ 「今です!」こちら満身創痍ですぞ。

キルケー 「やってやるとも! 黒豚にしてやるよ!!」
エネルギーボルトだオラァ!!
(ころころ)ゲェー出目3! 魔力強度10!

GM 抵抗されてダメージ半減!

キルケー (ころころ)ダメージは…

アルジュナ 弱点を知っているはず、魔法ダメージ+2が乗りますよ!

キルケー お、なら半減されても7点だ!

GM 黒い獣は予告通り黒焼豚になった!

GM 死徒は壊滅し、地下には冥界めいた静寂が訪れる。
手勢を滅ぼし尽くされたバルトロメオは、わずかに身じろぎし、荒い息を吐いている。消滅まであとわずかの時しかあるまい。

アルジュナ 「アデマール卿、何か伝えるのであれば今ですよ」

バルトロメオ 「槍… 槍… 聖槍さえあれば…」

GM バルトロメオは砕けた槍の破片を集めてすすり泣いている。

アデマール 「…いえ、ことここに至って、かける言葉などありません」

キルケー 「哀れな奴…ヘクトールを見せてやりたいな」

アデマール 「…バルトロメオ。せめて妄執から解き放たれ、神の御前にて裁きを」

GM アデマールは、槍でバルトロメオの心臓を貫く。

バルトロメオ 「ぐふっ」

GM バルトロメオは灰になる。それが死徒バルトロメオの最後であった。(ドロップ処理は別でやっておいてください)

マルタ 「ここでいなくなった者たちに安らからな眠りを…」

GM バルトロメオと騎士の死徒の残骸から、聖杯の欠片が4個出てくる。これが、この特異点を作っていた魔力リソースであることは疑いない!

キルケー 「やったぜ」

マルタ 「これで解決ですかね」

アルジュナ 「だと良いのですが……」

GM そこでカルデアとの通信が繋がる!

ダ・ヴィンチ 「みんな、どうやら聖杯の欠片を回収できたようだね。その特異点は解決されたと言っていいだろう」

アルジュナ 良かった、もはや私の霊基はボロ雑巾。早く帰還したいものです。

キルケー 「よしよし、帰ったら死ぬほどキュケオーンをお食べ」

アルジュナ 「今なら大鍋一杯分でも完食できそうな気がしますね……」

ダ・ヴィンチ 「だが、帰還を急いでくれたまえ。地上に熱反応が広がりつつある。どうやら、マアッラの街が炎上しはじめているようだよ」

キルケー 「ああ、街が燃えるのは正史なんだっけ」

GM 果たして地上に出ると、マアッラの街のあちらこちらから火の手が上がっている。どうやら、十字軍兵士が火をつけて回っているようだ。

アデマール 「トゥールーズ伯の兵のようですね。どうやら、死徒の所業が彼の耳に入り、不名誉を灰にしてしまおうとしているのでしょう」

GM そう話すアデマールの周囲がキラキラしはじめており、身体も透けはじめている。

キルケー 「退去が始まってるんだね。まあ、また会うことがあれば、キュケオーンの一つでもご馳走するさ」

マルタ 「アデマール殿、今回はとても助かりました」

アルジュナ 「貴方の協力に感謝を、そしてまたお会いできることを祈っています」

アデマール 「こちらこそ、ありがとうございました。…そして、さようなら、マスター。またいつか、どこかで…」

GM アデマールはニコリと笑い、そのまま消えていく。座に還ったのであろう。

藤丸 「さようなら、アデマール」

ダ・ヴィンチ 「それじゃ、帰還術式、発動するよー」(例の演出)

     屍人蠢動廃墟マラト・アヌマン
人理定礎値:D-

     定礎復元

★ ★ ★ 第9節 エピローグ ★ ★ ★

ダ・ヴィンチ 「おつかれ。これで事件は解決だ」

藤丸 「みんな、おつかれ。そして、ありがとう」

マルタ 「無事。やり遂げることができましたね。これもマスターの力あってこそです。」

アルジュナ 「ええ、マスターの適切な判断がなければこの勝利はありませんでした」

キルケー 「さすがはマスターだ。キュケオーンを食えよ」

ダ・ヴィンチ 「そうだね。次の任務があるまでは、ゆっくり休むといい」

藤丸 「うん、みんな、次も…よろしくね!」

GM こうしてFチームは最初の任務をやり遂げた。だが、次の人理への脅威はすぐそこに迫っているかもしれない。戦士たちは身体を休める… 再び時代が必要とする… そのときまで…

~おわり~