どうも、烈角です。
へーべー先生の「魔女とほうきと黒縁メガネ」の最終巻(3巻)が発売されましたー!
んで早速購入!
「魔女とほうきと黒縁メガネ」は一迅社の4コマコミック誌、まんが4コマぱれっとにて連載されていた漫画。
普通?の女子高生、播井乃梨子はある日自称「魔女」の女の子、リアナ・アルカネットと出会う。なにかと危なっかしいリアナを心配して家を訪れ、交流を深めていく乃梨子。更に彼女たちの周りにはやたらと濃い人たちが集まっていき、ドタバタ劇が繰り広げられていく……
というドタバタハートフルコメディです。多分。
とまあ、あらすじを書いたんですが、この作品の最大の特徴は恐らくそこではなく、百合とドMと変態成分ではなかろうかと!
主人公である乃梨子とリアナは当初ドSとドMという組み合わせだったのがストーリーが進むごとに保護者→恋人未満→カップルと深化していき、最終巻ではバカップルへと究極進化。そして最終的には……魔法スゲェ!
サブキャラも個性豊か(豊かすぎるとも)なキャラ揃い。
リアナの世話役でメイドのシェスカ。乃梨子の友達で小学生のみかんちゃん。同じく近所に住んでいる中学生の阿塚まひる。
で、どのキャラがどうとは言いませんが、ロリ・百合・変態、天使(隠れドS)、中二病という超個性的!個性とは一体…ウゴゴゴ
「結局百合と眼鏡要素で読んでるんだろ!俺は詳しいんだ」というアナタ!うん、まあ、最初に飛びついたのはそこでしたが(駄)。
しかし、この作品、すごく上手い4コマ漫画なんですよ!
所謂「萌え4コマ」に分類される作品なんですが、1話毎にストーリーの流れがあり、その上で4コマ一本一本が単独で完結(起承転結がある)しています(例外もありますが)。
更に序盤から細かい伏線が張ってあったりするので、読み返すと新しい発見があったり。特に最終巻ではこれまでの伏線が一気に回収されていきます。それであれだけ綺麗に終わっているのは凄いなあ、と思います。(作者によればこの最終回は予定通りとのこと。マジか)
まあなんだかんだ言って結局百合ップル最高ってことなんですがね!(台無し)
乃梨子×リアナは勿論鉄板ですし、乃梨子の高校の友人の都と花梨の2人も好い!
そして最終巻でまさか、みかん×シェスカにここまでキュンキュン来るなんて……!この儂の目を持ってしても見破れなんだか……!片思い×片思いの両思いカップルとか大好きなんじゃよー!
ということで「魔女とほうきと黒縁メガネ」、百合と眼鏡と変態のいずれかに反応する人には超オススメですよ!
ただ、作中でネットスラングやパロディも結構あるので、そういうのが苦手という方には微妙やも。
ちなみにへーべー先生は3話までの段階では百合のつもりで描いていたのではないそうです(1巻あとがきより)。
ば、バカな……!?