それは”神”そのもの。「GODZILLA(2014)」(ネタバレあり)

どうも、烈角でございます。
今回は映画「GODZILLA」のネタバレあり感想です。
映画の核心にあたる部分にも触れていますので、ご注意ください。

 

【CAUTION】映画「GODZILLA」について重大なネタバレを含みます!

 

 

 

さて、今回のゴジラですが……
すでに各所で言われているんですが、ぶっちゃけゴジラというより平成ガメラに近いです。別に悪くないんですが。
というのも後述する今作のゴジラのキャラクター性によるもの。
また、ゴジラとムートーの戦闘シーンはサンフランシスコでの最終戦以外はニュース映像などで描かれるばかりで直接出ることが少ないです。
その辺の演出も含めて「思ってたのと違う!」となるかも。
あとちょっと辛いなーと感じたのは、原爆関係とハワイの津波のシーン。津波は否が応でも震災を思い出してしまうな、と。
以下ピックアップ。

・芹沢博士
世界の渡辺謙演じるリブート芹沢博士。今作ではゴジラ研究家とも言える存在で、秘密組織「モナーク」に所属する研究者。
元ネタは第一作目の芹沢博士。原作とは違った方向でのマッドサイエンティスト。やることなすことタイミングがちょっと遅いために非常にふんわりした存在に。全編に出てるのに!
ちなみにフルネームは芹沢猪四郎(せりざわ・いしろう)。一作目の監督である本多猪四郎さんへのリスペクトが込められてますね。

・ムートー
FINAL WARS以来の新怪獣。その外見は所謂クリーチャー系。というか君、クローバーフィールドに出てなかったかい。
CM等では一体のみ出ていますが、雄と雌で二体出てきます。後子供がいっぱい。
つがいであり、終盤で再開したときにはかなりイチャイチャしてます。まさにリア獣。爆発しろしたけど
今作における人類側の被害のほとんどを担当。CMやらで出てくる被害は基本的にムートーの仕業。強力な電磁パルスを発生させる能力を持ち、近代兵器を尽く無効化することが出来る、アメリカ軍殺すマン。ゴジラにはあんまり効果なかったけどな!
オスのムートーは比較的小さく、ゴジラと比べると大人と子供。
アメリカ軍には強かったけどゴジラには勝てなかったよ……

・ゴジラ
我らが怪獣王。今回は「自然界のバランスを保つため、ムートーを倒すために現れた(by芹沢博士)」らしい。それは平成ガメラだよ!
今回のゴジラは過去最大級のサイズ。歩けば地震、倒れればビル倒壊。
このゴジラさん、かなり寛大な心を持っているらしく、基本的に人間のことはガン無視です。戦車砲などで攻撃されても無視して進行。
まあ、人間無視してハワイに上陸→大津波発生→大被害はどうなんだゴジラ。
今回は前作(マグロ食ってるやつ)と違ってちゃんと放射熱線も使います。使うときに尻尾の先から青い光が登っていくのはカッコいい!

あ、今回日本の架空の都市が出てきますが、なんというかやっぱり謎日本でした(