日曜のじゃわペンギンさんのオープン定例会で参加したインセイン卓のプレイレポ、ナンバー2にして最終回です。
ちなみに、シナリオのネタバレを含みますので、ご注意ください。
無人島オリュンポスに泳ぎ到着したティターン号の生き残りたち。
PCたち逢魔人は、ルゴシ船長の他、女子大生、お医者様、 紀行ライターの4人。
銘探偵、ピタゴラス鯖(さば)や、船長直属の部下、その他の乗員、乗客たちといったモブが、NPCとしてセッションを賑やかします。
ちなみに、ピタゴラス鯖は、1シーン目の終わりに、死体となって発見されました。
やばいのが紛れ込んでいる。
極限状態の中、ルゴシ船長は、直属の部下を使ってコソコソと立ちまわっていましたが、その挙動を不審がられたのか、女子大生に秘密をぶっこ抜かれます。
そう、ルゴシ船長は、豪華客船を使って密貿易を行う密輸グループの頭目だったのです!
女子大生「・・・マヌケは見つかったようだぜ」
ゴゴゴゴゴ・・・
ルゴシ船長「・・・シブイねェ・・・まったくおたく、シブイぜ」
女子大生経由で秘密がPC全員にバレた船長は、開き直って協力を要請。
全員共通の目的は、あくまでここから生還することのはず、と、話をまとめていきます。
しかし、夜にさらなる惨劇が発生。
生き残りのうち10数人規模が、他殺体となって発見されたのです。
こいつは本格的にマズい、と戦々恐々とするPCたち。
そのうち、またもや女子大生がお医者様の秘密をぶっこ抜きます。
そう、お医者様は、人間を切り刻むことに愉悦を覚えるシリアルキラーだったのです!!
正体がバレたお医者様は島の森に潜伏。プレデター状態に。
船長、女子大生、紀行ライターの3人は、お医者様を狩るべく、島の森へ。
ルゴシ船長「目だけが光っていた・・・ ツラァ見せろ、オレの部下のプロット被せ1点ダメージ(=バッティング)が待ってるぜ・・・!」
船長の、部下を使った体当たり作戦が功を奏し、お医者様を捕縛することに成功。
しかし、ゲーム的に身柄の拘束とか出来ないので、凶器のナタを取り上げたところで、お医者様に逃げられてしまいます。
悔しがる船長の横で、やたら他人の秘密をぶっこ抜く肉食系女子大生が気になった紀行ライターが、彼女の秘密に迫ります。
すると・・・
「女子大生は忍者。ティターン号座礁の原因となった爆発は、彼女たち忍者と、船にいたバケモノとの戦闘の余波だ」
アイエエエエ!? 女子大生ニンジャナンデ!?
悪人、しかしあくまで「人」であるルゴシ船長は、その真実に衝撃を受けます。
どうやら、犠牲になった生き残りのうち、いくらかは、バケモノに襲われた模様。
その後、GM曰く、さまざまな要素が重なって、PC以外の生き残りは全滅。おのれバケモノ。
そしてPCたちは、お医者様の力すら借りて、バケモノ狩りへ・・・
船長「お医者様ー! ナタをお返しするー! お仲間になりたまえー!」
お医者様「ええで」
いざ決戦!
インセインでの怪物との戦いは、殺られる前に殺れ、が基本になります。つーか、基本、戦わないようにするべきなのですが。
船長「これはお前に殺された部下の分!」
お医者様「そしてこれが、お前が襲った分まで私のせいにされた、この私の怒りだー!!」
お医者様の、だいぶ自業自得な怒りの一撃に、バケモノは両断され爆発四散。
紀行ライター「見ろ、夜が明ける・・・ 俺達は生き延びたんだ・・・!」
その後、PCたちは無事救助され、それぞれのろくでもない日常に帰還しましたとさ。
紀行ライター「ところで、バケモノが殺した数と、お医者様が殺した数を足しても、犠牲者数と合わないんだけど」
女子大生忍者「あ、残りは私が口封じで、ですね」
人間こわっ、ちかづかんとこっ