その日、霧島は任務を終えた後、提督の執務室に呼び出されていた。
「霧島、参りました。」
「ああ。そのままでいい。」
そう言うと提督は霧島をジロリと睨む。その目線の持つ威圧感に霧島は思わず身じろぎした。
「あの、提督……私を呼ばれた理由は一体……」
「霧島くん。君は自らの身体を見て、何か感じるところは無いかね?」
「身体……?」
霧島は困惑した。提督は一体何を言い出すのか。
この提督に限ってまさかセクハラということはありえない。
とすれば、実際に私の身体に何か……?
しかし、考えても思い当たることはない。体調も悪くはないし、他の艦娘との関係も悪くはない。
「わ、わかりません。一体何が……」
「そうか……わからないか。」
提督は厳しい顔をして目を伏せた。
「提督?」
「……ならば、教えよう。霧島、君は今艤装に46cm三連装砲を装備しているな?」
「は、はい!確かに装備しています。」
「その46cm三連装砲の火力は覚えているかな?」
「ええと……確か、3、ですね。」
「ああ……」
提督は大きく息を吸い込み、顔を上げて言い放った――
「46cm三連装砲の火力は、4だ――!」
ええ、何が言いたいのかというと、46cm三連装砲のデータを間違って運用していました。てへぺろ(・ω<)
それもおおよそ5セッションほど。ごめーんね!
ちなみにこれで霧島の火力は最大で10になりました。GMは嘆いておりました。