もう一度あの空へ!ガンダムビルドファイターズ25話「約束」感想

どうも烈角です。好きなMSはガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ](ギガンティックアームユニット装備)です。
今回は予告通り、ビルドファイターズ25話の感想ですよ!

※注意:例によってネタバレを大量に含みます。

 

 

さて、最終回!
前回で世界選手権には一応の決着が着き、今回はこれまでのストーリーの締めと言える回。メタをいうと、伏線を一気に回収してますね(
前半は暴走したアリスタによって生み出された宇宙要塞「ア・バオア・クー」の攻略、後半はセイとレイジ、そしてユウキ先輩の”真の決勝戦”!
以下、それぞれで(個人的に)気になった部分。

・前半:ア・バオア・クー攻略戦
最後の舞台が「ア・バオア・クー」というのはやはりファーストのオマージュでしょうか。ファースト以外でも宇宙要塞ないし宇宙の巨大建造物が最終決戦の舞台になるのは多いので、一種のお約束なのかもしれないですね。
逃げる観客の中に外伝で出ていたヘイズル使いの彼がいたような気がしたんですが、私の空目でしょうか。そうですか。
もうマシタ会長の小物っぷりがストップ安。「止まらないのよ~!」「王子なんでしょお!?」小物というかヘタレというか。しかもそれが悪い方向に進むから尚更ヒドい訳ですが。
メインキャラたちのガンプラ集結!皆並んだ図は最高ですよもう!細かいところで強化されたり改造されてるのも面白いですね。戦国アストレイが祭ウェポンを装備していたり、キャロちゃんの騎士ガンダムが三種の神器を装備していたり。クロスボーン魔王もインパクト凄い!あと何気にクロスボーンはこれがアニメで動いた初めての作品ですかね?
大人組強すぎ。珍念和尚はオリジナルカスタムの「マスターガンダム」。そしてラルさんはグフの改造機「グフR35」!もうなんか色々反則気味な強さでしたが、この2人だったらなんか許せちゃうから不思議。
そして父さん、イオリ・タケシのガンプラは「パーフェクトガンダム」!OPのシルエットで噂されていましたが、まさか今アニメで動くパーフェクトガンダムが見れるとは……
ユウキ先輩は破損したアメイジングエクシアを修理して参戦。この時の見た目が明らかにエクシアリペアでしたね。敵も無人兵器なのである意味再現?
最後にセイとレイジが繰り出した攻撃は、2人だから、このガンプラだから、というもの。これは見ていておおおっ!と感動しました。やったねビルドMk-2ちゃん!出番があったよ!(おいやめろ)
アリスタが消失したことでアリアンへ帰る会長。と付いて行ったベイカーさん。ベイカーさん意外と本気で会長のこと好きだったのか……(失礼)

・後半:”真の決勝戦”と約束
そしてセイ&レイジとユウキ先輩の真の決勝戦。しかしお互いにガンプラはボロボロ。それを補うため、セイたちはフェリーニとマオくんからパーツを借りて、ユウキ先輩はアランの協力でケンプファーのパーツを使って、それぞれ修理。
このパッチワークとも呼べる姿は正しくガンプラだからこそ!また、ガンダム作品ではガンダムWの外伝「G-UNIT」の終盤で似たことをしていました(こちらは一機でしたが)。
この時の舞台は桜の舞う森の中。これはビルドファイターズ1話、作品中一番最初に行われたガンプラバトルと同じ!途中で操縦をセイに変わり、その成長が明らかに。やったねチナちゃん!
成長を見届けたレイジはアリアンへ帰還することに。この時の約束がもう……最期の音のしないハイタッチでウルっと来ました。
ちなみに蛇足ですが、このハイタッチの構図、前期OP映像の最後のハイタッチと同じ様です。そうして見ると、前期OPや色々な部分に伏線とか詰め込まれているので、見返してみるとまた新しい発見があるかもです。
アリアンに帰ったレイジ。その横には……思わず「ですよねー」と言っちゃいましたが(笑)「なんでここにいるんだよ?」「理解りなさいよね、バカ!」とかあーもう結婚しろ

・そしてその後
皆のその後。ユウキ先輩は自分のやりたかったこと、目指したことを実現させていてよかった。セイは約束を果たすために前に進み続けていく。何気に一番凄いことやってるのはニルスなんですが。アーリージーニアスパネェっす。
BD-BOX2巻の特典映像には「その後」が含まれるとかなんとか……?マストバイですかね!?

ビルドファイターズは心の底から良いと思える作品でした!コアなネタや、超絶作画陣によるバトル演出も然ることながら、「少年の成長物語」を王道に描ききったことが素晴らしいと思います。
まあ小難しいことはともかく、本当に面白かった!見たらガンプラが作りたくなる作品でした!
できればこの世界の続きも見たいなー!
25話、お疲れ様でした!